十八番 補陀寺

いたつきも たちまちいえて ありがたや かんのんりきの ほだのいでゆは

(いたつきも 忽ち癒えて 有難や 観音力の 補陀の出湯は)

神亀三(726)年諸国行脚の行基菩薩が聖武天皇の病気平癒を祈願して馬頭観世音を奉安。その後七堂伽藍を整えたが、兵火のため観音堂を除く諸堂を失った。

形原の温泉は十六世紀の開湯で、天正年間(1593-92)暉堂禅師が夢告で発見し、布施湯としたのが始まり。(満願寺巡礼資料)

堂内で勤行できる。馬頭観音だけに、馬の扁額の奉納が。

ここで温泉か。

三河湾との位置関係。黄色い記号は三河ではなく、尾張三十三観音霊場。


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