二十二番 運光院
はしりゆく ふねはまよわぬ うんこういん きしうつなみは おんがくのおと
(駆りゆく 舟は迷わぬ 運光院 岸打つ波は 音楽の音)
海岸沿いにある吉良温泉の中にあり、急な石段を登ると正面に本堂、左手に観音堂がある。慶長(1596-1615)年間安勢春上人の開創。海上安全の守護佛として漁師が信仰してきた、漁師のアイドル。(満願寺巡礼資料)
海辺の崖の上の小さな観音堂には、極彩色の装飾と、必要十分な勤行用品がある。
漁師町の観音堂のイメージ。
安房国札の千倉とか、ほかにも似たイメージがある。
海の安全を見守るような崖の上の観音様。
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