二番 随念寺

まのあたり にじゅうごぼさつ あらわれし むかしもいまに とうとしのてら

(目の当たり 二十五菩薩現れし 昔も今に 尊しの寺)

永禄五(1562)年徳川家康創建。

開基:麿誉魯聞

本堂:元和年間(1615-1624)年徳川秀忠改修。

●松平七代清康(家康の祖父)の妹、久子の墓があります。久子は家康が生母於大と生き別れして以来、家康を養育した人です。東海道を見下ろす丘陵に建てられた一連の社寺の中でも、幕府の庇護が厚く、城の防衛拠点としての名残を、今もよく残しています。(岡崎観光きらり百選No.18)

御詠歌の「二十五菩薩現れし」とは、創建のころこの裏山に菩薩の姿が見えたことによるそうです。ご本尊は20cmほどのお厨子に大切に収められた千手観音像です。


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